胸いっぱいの馬と音楽と暇なはなしをあなたへ・・


by tigger3939
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カテゴリ:アルバイト( 1 )

「いつか出会う夢の中 Wo Wo 心のままに」

「デタラメと呼ばれた君の自由の」

なんて歌が流行ってた頃はアルバイトに没頭していた。

理由は、よしだたくろうの初期のレコードが欲しかったのと、競馬で大きく張りたかったから。

子供の頃以来、あんまり食ってないハンバーガーをタダで食えると思い、ロッテリアで放課後の無駄な時間を溶かす事にした。

履歴書の志望理由は大事だと思い、「生活資金向上の為」と書いたが、店長は趣味欄の、「タイキブリザードとヒシアマゾンの応援及びサポート」というのが気に入ったらしく、5分たらずで採用となった。

働いているのは店長とマネージャー以外はみんな高校生。男女合わせて20人くらい。
仕事はとてもシンプルで、ポテトつまみながらジュースを飲み、男は調理、女は客応対。
売れ残ったバーガーやチキンは食い放題だった。

しかし、この職場が青春のレアな体験と化す。


先輩達にまず聞かれるのは「彼女いるの?」

ここの空間は特殊らしく、基本的に職場内恋愛が基本で、フリーの奴同士は強制的にくっつけられる。

俺が「いないです。」と答えたら、周りは速攻で下準備にかかる。

同級生で女子高に通うフリーの女の子に、俺がその子の事を好きだという事を何人もが話し、俺にもいろんな人から、その子が好きなんだって的な事を言われる。

しかし、お互いの口から発した言葉ではないので、休憩室で2人きりになった時なんか、お互いドモっちゃってこりゃまたドキドキ。
2人とも相手がほんとに好きだと思ってるんだもの。ぎくしゃくして会話にもならない。

だが、ここからが勝負レース。

月に1回ある店長宅での飲み会がスタートラインとなる。

8畳くらいの部屋に20人。俺らの席は決まっていて、もちろん隣同士。

ガンガンに飲まされ、もっとくっつけだの抱っこしろだの先輩達からひどい命令が下される。

迎えたは深夜12時。

その子を家まで送っていけ令が飛ばされ、従う。

ここまでくりゃあお互い恋愛感情はなくても、普通に落ちてしまう。

「これボーイズビーだろぉ。」

ちなみに、このドッキリとは言えないリアルなシステムはその後約半年続いたが、ある一人の男が女泣かせの上、病気を持っていたという事が判明し、無くなった。



人はよく青春時代に戻りたいという。

俺はその欲求は、人が思う強さの1000倍はある。
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by tigger3939 | 2005-01-30 01:26 | アルバイト